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土木事業

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愛知県下の公共事業でトップクラスの評価

 
道路や河川事業、上下水道、土地造成や橋梁の工事…。
ナルセコーポレーションの土木部は、安城市をはじめ愛知県内の官公庁から請け負う業務を中心に、街のインフラ整備に携わっています。
 
県道45号線のJR東海道線との立体交差(県道安城碧南線大東町立体交差)や、JR安城駅前デッキの耐震補強など、ナルセコーポレーションが手がけた仕事は地域のあちこちで身近に接していただくことができます。
 
下水道のように完成すれば見えなくなる工事も少なくありませんが、地域の生活と産業を支える施設をつくっている誇りを持って業務に勤しんでいます。
 
私たちの行う徹底した品質管理と、合理的な施工や周辺環境への配慮を踏まえた施工提案は、公共工事の「工事成績評定」でも常に高い評価を得てきました。
 

安城市では、市が発注する工事で85点以上(100点満点)を得たものを優良工事として表彰しています。
平成20年度から27年度にかけて表彰された27件の土木工事を見ると、このうち7件がナルセコーポレーションの担当事例です。
 
ナルセコーポレーションは、愛知県や安城市と防災協定を結んでいます。
防災協定は、地域の建設会社が管轄する道路について非常時の対応を分担するというものです。
 
具体的には、
①大地震などの激甚災害発生時における緊急対応
②交通事故や暴風・大雨などで破損した道路やガードレール、街灯、街路樹などを補修する道路緊急維持修繕
③市内2カ所のアンダーパスのポンプや水位感知センサーなどの日常点検と冠水時の対応
④凍結や積雪に対応して道路に凍結防止剤を散布する雪氷対応
を行います。
 
ナルセコーポレーションは24時間体制を組み、地域のインフラを保全する役割も担っています。

100年の蓄積をベースに、責任感と誇りをもつ

ゼネコンにとって品質管理は最も重要な作業の1つです。
私たちは、発注者の仕様書に基づいた品質管理を徹底してきました。
 
例えば、土木工事でよく使うコンクリートやアスファルトの管理。
材料は主に優良な工場で製造された品質の高いものを用いますが、現場への搬入や施工の過程でも品質を保持しなければ本来の強度や外観を確保できません。
 
現場の条件や温度・湿度の状況が工事ごとに異なるなか、現場の技術者はそれぞれの現場の特性を把握しながら適切に施工できるよう事前計画を立てて確実に遂行します。
 
なお、発注者からの指示通りにつくれば良いというものではありません。
発注者の要望に素早く対応していくと同時に、いかに一歩先を踏まえた提案をするかがゼネコンの腕の見せどころ。
 
施工性の向上や工期の短縮、周辺に建つ民家への影響を低く抑える工夫など、私たちの経験とノウハウを生かしながらより適切に施工するための提案を積極的に行っています。
 
その過程では、発注者との円滑なコミュニケーションは欠かせません。

土木部長 坂本隆英
土木部長 坂本隆英

技術は日進月歩しており、私たち自身、たゆまぬ技術改良が求められます。
 
土木部ではこれまで各種の現場管理用ソフトを導入し、測量から工程や出来高の管理、工事写真の整理と管理などに活用してきました。
 
3次元データを用いて現場の位置出しを素早く正確に行うことで、より精緻な施工計画の作成に努めています。
 
社外から講師を招いた社内講習会を定期的に開くなど、現場監督のスキルアップにも注力しています。
 
こうした取り組みに加え、土木事業部内でのコミュニケーションも重視しています。部内で何でも話し合える関係をつくることが、技術の共有と個々の社員のモチベーション向上につながるからです。
 
ナルセコーポレーションが発注者や地域の皆様からいただく信頼は、これまで100年間を通して私たちの先輩が築いてきた大切な資産。
 
私たちは、与えられた業務に対する責任感とプライドを持って日々研鑽しています。
 

責任感と誇りを持って、地域のインフラを支え続けます。